好評をいただいてる「守口市名所旧跡案内」。
今回は、守口市土居町にある「清澤寺（しょうたくじ）」を紹介します。
実悟上人御旧跡「清澤寺」
この寺は、もとは清安寺と称しましたが、蓮如上人の息子「実悟上人」が永禄年間（1558～1569年）に当地を訪ね、清安寺の荒廃していることを聞いて村人の協力のもと、この寺を再興して「土居坊」と改称されました。
その後、上人の姓「清澤」を採って清澤寺と称するようになりました。
当寺に伝わっている絹本著色実悟上人画像は、江戸時代初期の作品と推定され、守口市にゆかりの深い高僧の肖像画として、また数少ない実悟上人の画像として、守口市を代表する貴重な文化財です。
【実悟上人の墓】
【清澤寺（しょうたくじ）】
住所：守口市土居町7－23
ひとこと
すぐ近くの商店街の中に「守居神社」（宝刀が大阪府指定有形文化財）もありますので、ぜひ行ってみて下さいね。
