好評をいただいてる「守口市名所旧跡案内」。
今回は、京阪電車の守口市駅から続く「文禄堤(ぶんろくつつみ)」を紹介します。
京街道「文禄堤」
![文禄堤地図](https://i1.wp.com/moriguchi.club/wp-content/uploads/2018/11/bunrokudutumi-chizu.jpg?resize=704%2C672&ssl=1)
僕は、こういう表示が苦手なんですが、北は下側になっています。
この堤は、文禄三年(1594年)に伏見城を築いた豊臣秀吉が、京都・大坂を結ぶ最短陸路として、毛利輝元・小早川隆景・吉川広家の三家に命じ、文禄五年(1596年)に整備されたものです。
これが京街道(または大坂街道)で、後に東海道と呼ばれるようになりました。
この堤の長さは約27kmと言われていますが、度重なる淀川の改修などで堤の多くは姿を消しており、ここ守口のみ面影を偲ぶことができる貴重な文化財です。
![文禄堤石碑](https://i0.wp.com/moriguchi.club/wp-content/uploads/2018/11/bunrokudutumi-sekihi.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
京阪電車守口市駅前の「餃子の王将」に前に、文禄堤の碑が建てられています。
![スーパー玉出](https://i0.wp.com/moriguchi.club/wp-content/uploads/2018/11/tamade-yoko.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
文禄堤の碑の信号を挟んで向かいにあるスーパー玉出の横の坂から文禄堤に入ることができます。
![BUNROKU外観](https://i0.wp.com/moriguchi.club/wp-content/uploads/2018/03/bunroku-gaikan.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
文禄堤の途中に「BUNROKU」という紅茶専門店があるのですが、ここは元々「薩摩英国館」だった建物をそのまま喫茶店として使われています。
>守口市のオススメ紅茶専門店 BUNROKU ティールーム 文禄堤薩摩英国館
店内の雰囲気もいいのですが、紅茶が本当に美味しいので、オススメのお店です。
ひとこと
文禄堤を抜けた所にマクドナルドがあるのですが、そこから「大塩平八郎ゆかりの地」や「難宗寺」が近いですから、続けて見学されるのがオススメです。