好評をいただいてます「守口市名所旧跡案内」。
今回は、守口市の浜町にある「盛泉寺(じょうせんじ)」を紹介します。
東御坊さん「盛泉寺」
東本願寺の末寺で、慶長十一年(1606年)に教如上人が開基したと伝えられ、難宗寺の西御坊に対して東御坊と呼ばれています。
本堂は元和元年(1615年)の兵火により焼失し、更に度重なる風水害を受けており、天保六年(1835年)に再建されたものが現本堂です。
幻の大阪遷都ゆかりの寺
慶応三年十月徳川幕府大政奉還、参与大久保利通は人心を一新するため大阪遷都の急務を進言。
副総裁岩倉具視は公卿が異議を唱える事は必然と考え表向きは大阪親征の行事とし密かに、遷都の意志を持った行幸なので三種の神器の天照大神の御霊代八咫の鏡を連なって慶応四年三月二十二日(九月明治と改元)明治天皇大阪行幸されたおり当坊本堂前に賢所を奉安された由緒が在る(四月十一日江戸無血開城が実現し大阪遷都論はまぼろしと化し一転して江戸遷都となった)
【盛泉寺(じょうせんじ)】
住所:守口市浜町1丁目2-6
ひとこと
中の写真も撮りたかったのですが、残念ながら入ることはできませんでした。