好評をいただいてる「守口市名所旧跡案内」。
今回は、守口市橋波東之町にある「天乃神社」を紹介します。
天乃神社(あまのじんじゃ)
祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、誉田別尊(ほんだわけのみこと)、菅原道真公で、天乃は天農とも書かれ、江戸時代には天神社、天神宮と呼ばれていました。
寛文十年(1670年)に当地を領有していた竹内門主親王(たけのうちもんしゅしんのう)によって、祭神である菅原道真公の木造を授けられ、社殿を改築したと言われています。
現在の本殿に安置されている旧本殿は、杮葺(こけらぶき)の一間社春日造で向拝に蟇股(かえるまた)2箇を並べた類例のない形式を持つなど江戸時代初期を下らない時期の特徴がよく示されている貴重な建造物です。
【天乃神社】
住所:守口市橋波東之町2丁目11−18
御祭神:素盞鳴尊、誉田別尊、菅原道真公
ひとこと
ちょっとわかりにくい場所にありますが、駅で言うと京阪電車「西三荘駅」からが一番近いです。
すぐ近くに「唯稱寺」もありますので、続けて見ることをオススメします。