好評をいただいてる「守口市名所旧跡案内」。
今回は、守口市佐太中町にある「佐太天神宮」を紹介します。
佐太天神宮(さたてんじんぐう)
菅原道真が太宰府に流される途中しばらく舟を繋いだ所で、道真公の死後の天暦年間(947~957)に道真公を慕って祠を建てられたのが創建であると伝えられています。
室町期には大庭庄の惣社として崇拝されるようになりました。
京阪国道(バイパス)の佐太中町7の交差点の所に「一の鳥居」があるのですが、現在は通行禁止のテープが貼られていました。
与謝蕪村(よさぶそん)の句碑
「窓の灯の佐太はまだ寝ぬ時雨かな」
与謝蕪村が丹後から故郷に帰る途中で書いた句のようです。
佐太天神宮の太刀
大阪府の有形文化財にも指定されている大和守安定(やまとのかみやすさだ)の作刀とその拵えの「金梨子地糸巻太刀拵(きんなしじいとまきたちこしらえ)」があるのですが、現在は大阪歴史博物館に保管されています。
【その他の主な文化財】
・本殿、幣殿、拝殿
・紙本著色天神縁起絵巻6巻
・絹本著色十一面観音画像(狩野探幽)
佐太天神宮の境内
【筆塚】
筆塚がありましたから、書道の筆とかも供養してもらえるのかもしれません。
【佐太戎神社】
戎さんも祀られてるんですね。
【佐太天神宮】
住所:守口市佐太中町7-16-25
御祭神:菅原道真公
ひとこと
学問の神様ですから、ご利益があるとうれしいのですが